情報認識工学研究室

研究者紹介

浜本 義彦

浜本 義彦(教授)
Hamamoto Yoshihiko
研究関連キーワード
  • 統計的パターン認識
  • バイオインフォマテックス
  • 画像診断
研究室ホームページ
http://www.ir.csse.yamaguchi-u.ac.jp/

研究タイトル

パターン認識の新展開:最先端の医学分野でコンピュータが活躍し、患者の命を救う

肝臓がんは、難治性のがんの一つでその克服は重要な課題になっている。一般に手術後に約30%の患者さんの肝臓がんが再発する。再発を防ぐためにCTや超音波などの検査を定期的に行い、抗がん剤の投与を行う場合もある。抗がん剤は作用だけでなく副作用もあり、どの程度効果があるのかは投与してみないと分からない。もし、手術後に高精度で再発しないと予測できたら、CTや超音波の検査が不要になり、また苦しい抗がん剤の投与も不要となる。これは患者にとってこの上ない恩恵であり、その一方で高騰する医療費の抑制にもつながる。本研究室では、医学部との共同研究を15年間続けて遺伝子の検査で肝臓がんの再発を93%の高精度で予測することに成功した。その成果は世界的な論文誌であるLancetに掲載され、注目されている。この他に、カプセル内視鏡画像解析、うつ病などの精神疾患の遺伝子解析や医学応用のためのメダカの遺伝子解析も行っている。

がんの対比
肝臓の前がんL0、L1とG1、G2、G3の順で進行するがんの対比。高い発現量は赤色で、低いと緑色で表示。前がんとがんでは遺伝子の発現がきれいに分かれている。


研究者紹介

藤田 悠介

藤田 悠介(准教授)
Fujita Yusuke
研究関連キーワード
  • パターン認識
  • 画像情報処理
  • コンピュータビジョン
研究室ホームページ
http://www.ir.csse.yamaguchi-u.ac.jp/~fujita/

研究タイトル

人のような熟練技術のコンピュータによる実現を目指して

人は過去の経験にもとづき、様々なものを認識することができます。特に、視覚から得られる情報量は多く、瞬時に様々なものを見分けることができます。人のような高度な認識力をコンピュータで実現させられれば様々な応用が期待できます。例えば、高度な知識や経験を必要とする医師の診断を補助する補助診断・支援診断や熟練技術をもつ検査員による構造物や製品などの外観検査のための画像診断などがあります。
この技術を使えば、新しい知見を獲得できる可能性もあります。例えば、遺伝情報と薬の効果や副作用との関係を学習し予測することができれば、患者さん一人一人に適した医療を施す個別化医療の実現にも役立ちます。新しい診断方法の開発のために遺伝情報や画像情報を組み合わせた解析も行っています。ビッグデータ時代を迎えており、情報があふれています。コンピュータで情報を上手く活用することにより、社会に役立つ研究をしています。

スマートフォンで撮影した動画を使ったコンクリート表面のひび割れ幅評価
スマートフォンで撮影した動画を使ったコンクリート表面のひび割れ幅評価

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