計算機システム工学研究室
研究者紹介
- 福士 将(教授)
Fukushi Masaru - 研究関連キーワード
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- 高信頼アーキテクチャ
- リコンフィギャラブルシステム
- グリッド・クラウドコンピューティング
- 並列・分散処理
- 研究室ホームページ
- http://www.cse.csse.yamaguchi-u.ac.jp/
研究タイトル
身近に安心して利用できる並列分散コンピュータの実現に向けて
スーパコンピュータに代表される並列分散コンピュータは、乗り物や建物の安全設計、新薬や新素材の開発、防災や気象予測などをはじめとする様々な分野で活用されており、今や科学研究や製品開発には欠かせないものとなっています。身近に安心して利用できる並列分散コンピュータの実現を目指して、障害や故障などが発生しても問題なく動作できるようにするための、計算方式・通信方式・ネットワーク構成方式などの基礎研究や、並列処理アルゴリズム・並列処理回路などの応用研究に取り組んでいます。本研究は、コンピュータが自ら考えて、そのときの状況に応じて動的に内部構成を変更する機能を提供しようとするものであり、これを応用することで、例えば、インターネット上の多数のパソコンを用いる世界規模のコンピュータや、集積回路チップの中に実装される超小型のコンピュータなど、新たな並列分散コンピュータを実現することが期待されます。
自分自身で計算ユニットの障害状況を判断し、ネットワークを再構成する3次元積層型VLSIコンピュータの試作システム
研究者紹介
- 黒川 陽太(助教)
Kurokawa Yota - 研究関連キーワード
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- 高信頼アーキテクチャ
- 並列・分散処理
- 研究室ホームページ
- http://www.cse.csse.yamaguchi-u.ac.jp/
研究タイトル
耐故障並列分散システムの研究
多数の処理装置(計算機やプロセッサなど)からなる並列分散システムは、主に科学技術計算を行うスーパコンピュータのような大規模なものから、パソコンやスマートフォンなどに搭載される マルチコアプロセッサのような小規模なものまで様々なところで活用されています。このようなシステムでは、製造時や稼働時に発生する障害や故障によりシステム全体が正常に動作しなくなるため、 これらの問題に対処することが重要な課題となっています。これらの問題を解決するために、正常かつ高速に通信を行う方法や並列タスクを割り当てる方法の研究に取り組んでいます。本研究の目標は、 一つの集積回路チップ上に数千規模の並列分散システムを実現することです。このチップをあらゆる機器に組み込み、新たなサービスを実現する計算基盤として用いることで、より便利な社会へと発展するように 貢献したいと考えています。
故障が含まれるCPU上でのプログラム実行