情報セキュリティ講座「実戦的サイバー攻撃共同対処訓練」を開催しました(2017.08.28)

2017年8月25日(金)、本学常盤キャンパス知能情報工学科先端情報実験室において、第1回官学連携セミナー 情報セキュリティ講座「実戦的サイバー攻撃共同対処訓練」(主催:山口大学工学部知能情報工学科、山口県警察)を開催しました。近年、標的型メール攻撃を入口とした政府機関や民間企業に対するサイバー攻撃が発生する中、同講座は、山口県内重要インフラ事業者の情報システム担当者を対象に、実機を用いた実戦的な標的型メール攻撃訓練を行い、サイバー攻撃への対処能力の向上を図ることを目的としています。また、山口大学工学部知能情報工学科と山口県警察は、平成28年度より情報セキュリティ教育に関する官学連携強化を推進しており、同講座は、この一環として実施したものです。同講座では、まず、本学の進士工学部長、山口県警察本部の小泉公安課長の挨拶により開会し、山口県内重要インフラ事業者の情報システム担当者36名が、実際の発生事例を想定した対処訓練に取り組みました。このような産官学連携による共同対処訓練は、全国的にみても先進的かつ先導的な取組みであり、当日は、複数のメディアから取材があるなど、関心の高さがうかがわれました。また、同講座の実施には、本学の教員だけでなく、本学科出身で大学院創成科学研究科電気電子情報系専攻博士前期課程に所属する大学院生もTA(ティーチング・アシスタント)として協力しました。(写真:訓練演習の説明を熱心に聞く受講者の皆さん(上段左右)、訓練演習中に受講者へ助言や説明を行う学生TA(下段左右))

情報セキュリティ講座「実戦的サイバー攻撃共同対処訓練」を開催しました
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